ドライバーの選び方/目指せスーパーゴルフ！ゴルフ上達攻略メソッドSeries！

　　自分の体力が有るにも係わらず軽いクラブを選んでしまうと、腹筋・背筋も含めて
　　身体全体を使った、しっかりとしたスイングが身に付き難いからです。

　　また、手打ちになってしまうと飛距離アップも望めませんし腕を痛めてしまいます。

　　色々と選択しなければならない項目が有りますが、注意するポイントはロフト角と
　　フレックス（シャフトの硬さ）の二点を基本に考えていきましょう。

　　ロフト（打球面の角度）は１０度以上・・・・・

　　ドライバーを含め、ウッド・アイアン共にフェース（打球面）にはボールが上がり
　　易い様に角度が付いているのは前述した通りです。

　　これがロフト角と呼ばれるもので、男性の場合、ドライバーは１０〜１２度が初心
　　者向けだと思います。

　　ロフト角が１０度以下だとボールが上がり難く、また無理に上げようとして悪い
　　癖がついてしまう危険性も有ります。

　　それからメーカーによっては、表示されているロフト角と実際のロフト角（リアルロ
　　フト）には差があり、モデルによっては１０．５度と表示されていてもリアルロフトが
　　１３度の場合も有ります。

　　（商品スペックを良く読んで確認しておきましょう）

　　また、安いクラブでも良い物は沢山有ります。

　　価格については、７万円以上のドライバーはトーナメント仕様の中上級者向けや、
　　シニア層向けに作られている事が多いようです。

　　初心者の方には５万円以下のクラブの方が扱いやすいモデルが多いですね。

　　初心者のクラブセッティング・・・・・

　　ゴルフデビュー間もない初心者の方にお勧めのクラブセッテイングは、いきなりフ
　　ルセットを揃えるのでは無く最初は１２本を目安に揃えていけば良いと思います。

　　一般的な組み合わせを例題に揚げるとウッドはドライバー・５W・７Wの3本。

　　又はドライバーと３Wと５Wの組み合わせが良いと思います。

　　アイアンは５番から９番までを揃え、PW・AW・SWの合計8本。

　　そして静のゴルフでも有るグリーン上で最後に使用するパターです。

　　初心者の方はセット購入の場合、最初から１４本揃える必要はありませんが、
　　段々と腕が上がりゴルフが楽しく成ってくればロングアイアン（３番、４番アイア
　　ン）も後から購入すれば良いと思います。

　　ゴルフ初心者の方は、大きめのロフト角の方が優しく打てますので、１０．５°
　　以上をお勧めします。


　　またヘッドスピードの遅い女性プレイヤーの方は、なるべく大きいロフト角のドライ
　　バーを使うと良いでしょう。
　　（力まずに優しく打てますョ）←本当です。

　　　フレックス（調子）　シャフトフレックス早見表

　　フレックスとはシャフトの硬さをアルファベットで表すもので、硬い方から順に X
　　（エクストラ）、S（スティッフ）、R（レギュラー）、A（アベレージ、）L（レディース）に
　　分けられます。

　　【L】　：　レディース用（女性に適した柔らかさ）
　　【A】　：　アベレージ（パワータイプの女性用）
　　【R】  ：　レギュラー （ 標準的な硬さ）
　　【S】　：　スティッフ（硬め）
　　【X】　：　エクストラ（更に硬め）
 
　　初心者の方はＲ〜Ｓの間のシャフトを選ぶのが無難ですが、シャフトのポテンシ
　　ャルでも在る、シナリを感じながら打てる Ｒ（レギュラー）をお勧めします。

　　注意：フレックスは各メーカーの基準が曖昧ですので、シャフトの硬さを示す絶対
　　的な基準では有りません。

　　ドライバーの選び方の一つに、プロのセッティングを参考にするのも選択肢の
　　一つです。国内外男子プロ・女子プロ使用クラブ

　　●　ボールの飛び出しの速度＝初速を速くするには？？

　　１．出来るだけシャフトの長いクラブを使う。
　　２．ヘッド重量がバランス良く配分されたクラブを使って、シャフトの持つしなりを
　　利用してインパクトする。
　　３．普段からの運動を習慣的に行い、柔軟な体作りを心掛ける。

　　
　　●　ボールの飛び出し角度を高弾道にするには？？

　　１．ロフトの角度を増やす。
　　２．基本的なアプローチ姿勢を維持して、無理にボールを上げ様としない。
　　３．シャローフェースなど低重心ヘッドのクラブを使用する。

　　●　ボールの回転（スピンの量）を抑えるためには？

　　１．使用するクラブのロフト角を少なくする。
　　２．低スピン系のボールを使用する。
　　３．クラブフェース上面でボールを捉える。

　　 ゴルフクラブのバランス測定方法

　　ゴルフクラブのバランスの測定は、通常、グリップエン
　　ド　　から１４インチの所を支点にして、画像の様な測
　　定器でヘッド側の重量を測定します。

　　一般的には「１４インチバランス測定法」と言う名称で、

　　ヘッド側の軽い方からA．B．C．D．Eのアルファベット五
　　つに分類され、更に各々の軽い順番から０〜９までの１０段階に分かれています。

　　バランスが重いゴルフクラブほどヘッドの重量感を感じ易く、反対に
　　バランスが軽いゴルフクラブほど、ヘッド重量が感じ難く成っています。

　　 バランスの選び方

　　 バランスに関しては各人好みが有るので一概には言えませんが、ヘッドの
　　重量を感じた方がプレーし易い方は、ヘッド側に多く重量配分されたバランスを。

　　ヘッド重量を、あまり感じない方が無理無くプレー出来るとお思いの方は軽めの
　　バランスを選択すれば良いと思います。

　　自分に合ったバランスが分からなければ、平均的なバランスのクラブを選んでも
　　何ら問題は有りません。
　　

　　クラブのバランスは、出来るだけヘッド近くにレベル（支点）が有る方が持ち重り
　　せずに疲れ難いと思います。←　あくまでも私見ですが、私はそう感じます。

　　　クラブスペック豆知識

　　　ロフト

　　繰り返しになりますが、ドライバー・ウッド・アイアンの各クラブの打面（フェース）に
　　はボールを上げ易くする為に角度がついてます。

　　これがロフト角と呼ばれるもので、個人差は有ると思いますが初心者の方はドライ
　　バーのロフトを１０〜１２度のドライバーを選ぶようにしてみてください。

　　飛距離ばかりを優先して、余りにもロフト角が少ないドライバー選択すると無理に
　　ボールを上げようとしてしまい悪い癖が付いてしまう恐れが有ります。

　　　ライ角

　　画像の様にシャフト中心線からスコアラインまでの
　　角度の事を言います。

　　平均角度は６０°前後ですが、初心者の方はライ角

　　が大きい（数値が大きい）ドライバーを選ぶと

　　クラブフェースが左を向くので、ボールの掴まりは良

　　いと思います。（画像はアイアン）

　　　長さ

　　シャフトの長さを示しています。インチ単位で表示され、平均的なドライバーの
　　長さは４５インチです。

　　これ以上のシャフトは長尺ドライバーと呼ばれ、飛ぶ要素は有りますがシャフトが
　　長い分、芯に当てるのが難しく、とても初心者向きで有るとは言えません。

　　標準的な４５インチ程度の長さのシャフトが良いと思います。

　　　クラブ重量

　　クラブの重さの事を表していますが、ゴルフ初心者の方は手打ちになってしまう
　　軽いクラブよりも、少し重めのクラブがお勧めです。

　　あまりにも軽いドライバーを使っていると、身体全体を使ったスイングが出来なく
　　なり、悪い癖が付いてしまいます。

　　目安としては、体重が６０キロ以上の方ならドライバーの重さは２９５〜３１５グラ
　　ムが良いでしょう。

　　パワーヒッターの方は、これより少し重めの３１０〜３３０グラムが妥当です。

　　　バランス

　　スイングウェイトとも呼ばれＤ１やＤ２等アルファベットと数字で表記されていま
　　す。　

　　スイングウエイトはグリップエンドから１４インチの所を支点にしてヘッド側とグリ
　　ップ側の重さのバランスを測定しますが。

　　前述した様に、支点は出来るだけヘッド近くに有る方が疲れ難くバランスの取れ
　　たクラブだと思います。

　　　トルク

　　トルクとはシャフトの捻じれる度合いを数値化したものです。
　　低トルクシャフトは捻じれが少ない分、スイング軌道が安定していると言えます。

　　プロゴルファーや上級者が使えば思い通りの球筋をコントロール出来る利点が
　　有りますが、初心者の方には中々難かしいと思います。


　　・・・練習で克服しましょう。

　　対照的に高トルクシャフトは捻じれが大きい分、スイングの軌道を修正する効果
　　が有りますので使い易いクラブだと言える事が出来ます。

　　参考までに、低トルクシャフトの大体の目安は２．２〜２．８程度、高トルクシャフ
　　トの目安は４．０〜４．５程度です。
　　ゴルフを始めて間もない初心者の方は高トルクシャフトを選ぶと良いでしょう。_

　　現在では、殆んどのトッププロが飛距離を稼げる大型ヘッドのドライバーを使用し
　　ているのをTV等でご覧になった方も多いかと思います。

　　大型ヘッドが発売された当初は、体力が無いと使えないドライバーと言う誤った
　　情報が流れていたのは有名な話です。

　　容積４００ccのドライバーヘッドの大きさからすると、大型ヘッドと言う感じが個人
　　的にはします。（初めて見た時はホントにビックリしました）
　　　・・・デカッ！

　　大きく成ればなる程ミスショットは減少しますが、果たして年齢別や 性別的に 大き
　　なドライバーを振れるのかが心配になってきます。

　　ヘッドが大きいと前述した様に良く見えるので力まないで振れる事が出来ます。

　　するとどうでしょう、ミスショットの減少や、自分のペースを掴めると言う恩恵に
　　与る事が出来ました。

　　　自分に合ったドライバーシャフトの選び方

　　ドライバーのシャフト選びで問題なのが長さです。シャフトが長くなれば、それだ
　　け遠心力が大きくなりヘッドスピードも速くなりますが、シャフトが長ければ振れ
　　ない方も大勢いらっしゃいます。
　　（特にシニアや女性の方）

　　またシャフトについても規制があり、通常、使用出来る長さは最大で４８インチま
　　でとなっていますが、何度も何度もショップへ出向き、試打させて貰った方が自
　　分に合った長さを早く見つける事が出来ると思います。

　　　市販されているドライバーの長さの平均は４５．７インチが主流ですが、世界
　　で活躍するプロが使用するドライバーの長さは平均４４．８インチしか有りません。

　　また、女性用ドライバーのシャフトの長さは男性用よりも更に１〜２インチ程短く
　　なっていますが、近年長尺ドライバーに人気が有るようで各選手、長物へ移行し
　　ています。

　　ツアープロでさえ最長のドライバーはコントロールが安定しないの
　　ですから私達アマチュアの場合は出来なくて当然です。

　　ですので、ドライバーの方向性が安定しないとお悩みの方は、
　　一度短いシャフトに変えてみては如何でしょうか。

　　一つの例題としてパワースイングをされる方は、シャフトは短めの方が力は伝わ
　　り易いと思います。（野球で言えばバットを短く持つ様に）

　　慌てる事なく、長めでゆったりとしたリズムを意識しながら振り抜く事で余分な力
　　が抜けて、結果的には良いショットに繋がるのではないでしょうか。

　　また現在では各社、シャフトバリエーションも増えました。それだけに選択肢が
　　広くなりシャフト選びが難かしくなってしまったのは否めません
　　が、ゴルフ経験の浅いゴルファーの方はスチール製のシャフトで少し重めのクラブ
　　をお勧めしたいです。

　　一概には言えませんが、余りにもクラブが軽過ぎると身体全体を使ったスイング
　　が出来なくなってしまいます。

　　（結果的に手打ちになってしまいます）

　　人の事は言えませんが、まだ経験の浅いウチに悪い癖を直してしまいましょう。

　　　ドライバーヘッドの形状を考える

　　現在、ドライバーのヘッド容積は大きい物に人気が有ります。

　　また各ドライバーメーカーも様々な形状のヘッドを開発しています。

　　例えばタイトリストの三角ヘッド。ナイキ、キャロウェイに代表される四角いヘッド。

　　またミズノの五角形ヘッドと枚挙に暇が有りませんが、各ドライバーメーカーもファ
　　ン獲得の為に開発に余念が有りません。

　　またエッジを付ける事で方向性の安定した良いドライバーになっている様です。

　　ヘッドに角が有ると、テイクバックの方向を一定に保てるので

　　「え！？・・・・・・・・・・オレって上手くなった！？・・・・・」

　　と、錯覚される方も大勢いらっしゃるのでは（でも上手くなりたいですネ〜）

　　初心者がドライバーを選ぶ時のポイントにもなると思います。

　　　飛距離を稼ぐ高反発系モデル（レジャー、コンペ等に限りますが）

　　良く飛ぶ理由は力みが取れるからだと思いますが、何よりも高反発系で有るが
　　故全幅の信頼が有るので安心してプレーに専念出来るからではないでしょうか。

　　例え窮地に立たされた場合でも期待に応えてくれるのが高反発系だと思います。

　　ハザードが点在するコース上で、バンカーを越えたいとか池越えをしたいとか
　　思った時に、高反発系のドライバーだからこそ、信頼して振り抜く事で良い結果
　　に繋がっていると思います。

　　しかし前述した様に、２００８年高反発系のクラブは使用出来なくなりました。

　　その事に前後して最近では高反発系のドライバーの開発は無くなりましたが、
　　各社フィールドテストで培った低反発系のドライバーでも飛ぶ事が実証されてい
　　ます。

　　各社ドライバーの技術開発はもはや留まる事を知りません。

　　※ トーナメント（ゴルフ競技）とは一切関係無く、身内や仲間内のレクリエーション
　　としてプレーする事に関してはゴルフ規則は関知していませんがスコアは正当な
　　スコアとして採用されませんので注意が必要です。

　　　競技ゴルフ参加者は２００８年ルール適合モデル

　　競技ゴルフ（アスリートゴルフ）にエントリーされる方は、２００８年ルール適合モデ
　　ルの中から選びましょう。

　　クラブ選手権等では、各ゴルフ場で決められていますので、予め確認しておく事も
　　大切です。

　　 万全の態勢で臨む方が安心ですし、また結果も出ると思います。