ゴルフクラブの選び方/パター編
やっとの事で辿り着いたグリーン上で、一番最後に使用するボールを
転がすためのクラブをパターと言います。
これまで御紹介してきたクラブの様に飛距離とかパワーショ
ットには重点を置いていないクラブですが、カップインする
為のメンタルな部分が、とても重要視されるデリケートなク
ラブだと言えます。
打感やフィーリング、更に使い易さもとても重要です。
カップインだけの事を考えて神経を集中させていると鳥の
囀りさえも煩く感じます。
ゴルフの要とも言える大舞台のグリーン上で、パーで上がるためには精神面の
強さが、とても重要な要素になってきます。・・・・私の場合ホントに弱いです。
視覚・打感から選ぶ
パターはフィーリング（使用感）がとても大切です。ゴルフの醍醐味でも
有るカップインは、初心者なら少なからず極度に緊張してしまいます。
それだけにパターを握った時の違和感は、カップを外してしまう確率が
増すことにも繋がります。スコアの良し悪しを決めるのは最終的にグリ
ーン上でのパッティングです。
当たり前の事ですが、良いスコアで上がる為にはパット数を出来るだけ少なくす
る事がポイントです。
ホールでのスコアを決める大切なパッティングは、使い勝手の良い
お気に入りのパターで、是非ともボールを沈めて頂きたいと思います。
初心者の方のパター選びの方法として、現在お使いのパターが自分自身に
合 っているかどうか下記の方法で確認してみてください。
構え易さをチエック
まず肩の力を抜いてからパターを握って、何時ものアドレスをイメージしながら
構えてみて下さい。
しっくりと手に馴染んで握りやすく、フェースを目標に向けやすい
かチェックしてみ
ましょう。
現在、市販されているパターの多くは３３〜３５インチが主流です。
背が高くない方は３３〜３４インチ、長身の方は３４〜３５インチを目安に選べば
問題有りません。
それから、ライ角もパターによって変わりますので、パターを選ぶ時には自分の
パッティングフォームとパターのライ角が合っているのか等も忘れずに確認す
る
事がとても重要です。
また、シャフトについて一つだけ言わせて頂きたいのが、シャフトがヒール寄り
に付いているクラブと、センターシャフトと呼ばれるセンター寄りに付いている
クラブが有りますので、どちらのクラブを選択するのか良く考えてパターの選 び
方を間違えない様にして下さい。
ボールの転がり具合
パターのストロークは、肩によるショルダーストロークになる事が基本です。
ボールを打った時、イメージ通りに狙った方向に転がりやすい物。
また同じ距離から数球をパッティングしてみて、自分が思い描いた通りに転がっ
てくれるパターが無難です。
パッティングではグリップした手を固定して肩全体をを縦に回すことでボールを
カップに向けてスムースに押し出してやる事が理想です。
とにかく自分で何度も打ち比べてみる事が最も大切です
ゴルフ初心者の方でも色々なパターを打ち比べてみると、アドレスした
ボールをパッティングした時に「ええ感じやなぁ」と思うパターが必ず見つかる
はずです。
自分のフィーリング（感性）に合うかどうかにも拘って選んでみて下さい。
特にグリップは重要です。正確にターゲットを捉えるには太めのグリップを使っ
てみて下さい。
太いグリップは持ち応えが有り、手首が固定された理想のストロークになります。
視覚からの情報もパター選びには大切な要素です
パッティングのアドレスに入った時に、パターヘッドに違和感を覚えるとパッティ
ングを躊躇して中々振りぬく事が出来ません。
例えばバックスイングする時に、ピン型の様な角張ったパターの方が引きやす
い方や、丸みの有るマレット型のパターの方が引きやすい方もいます。
スコッティーキャメロン SCOTTY CAMERON セレクト ニューポート2
洗練のブラックミスト。追及されたバランスが安定感を生む。
■ ヘッド素材： 303ｽﾃﾝﾚｽ
■
仕上げ・メッキ： ブラックミスト仕上げ
■ 左右： 右用
■ グリップ：
キャメロン・セレクトグリップ黒（ダンシングキャメロン）
■ ヘッドカバー： 有り
■ メンズ/レディス/ジュニア： メンズ
■ 製造国： 米国
●
ピンタイプパター
初心者の方には、ピンタイプとマレットタイプのパターをお
勧めします。
ショップに行けば、所狭しと沢山のパターとパター用グリー
ンが完備されているので、恥ずかしがらずに打ち比べてみ
ましょう。
どんな高価な道具でも自分のフィーリングに合わなければ全く役に立ちません。
ヘッドのトウ＆ヒール部分に重量が多く配分された形状（スイートエリアが広い）
安定感があるのでミスショットに強いです。
米国のメーカーが最初にこのデザインを採用した事から、類似型はおおむねピ
ンタイプと呼ばれています。
●
マレットタイプパター
ドライバーウッドの様に形状が丸く作られたパターです。
日本ではカマボコ型と呼ばれ、とても人気が有ります。
重心が低いのでヘッドをスムースに動かし易い利点が有り
ますが、反面スイートエリアが ピンタイプほど広くないので、
最近は
ヘッドが大きいマレットタイプに人気が有ります。
たヘッドが大きくなる（スイートエリアが広い）程フォロースルーをスムースに
出せるのも特徴です。
●
L字タイプパター
L
型の特徴としてシャフトとヘッドの繋ぎ目がアイアンと同じ
でアルファベットのエル「L 」に似て います。
構造上スイートエリアが狭く打点位置が安定しないと距離を
合わせ難いですが、見下ろした時の視認性が良いのでフェ
ースの向きを目標に合わせやすいと思います。
特に拘りが無ければ初心者の方にはピンタイプかマレット型をお勧めします。
パターの選び方の一つに、プロのセッティングを参考にするのも選択肢の一つ
です。国内外男子プロ・女子プロ使用クラブ を、参考にセッテイング。
前述した様に、この三つのタイプの中で初心者向きと言えるのはピンタイプと、
ヘッドが大きいマレットタイプです。
どちらのクラブを選んでも構いませんが、パターを購入する時は必ずショップで
何種類か試打してから買って下さい。その方が安心できます。
パターに関して言及するとプロモデルでも安心して使用できます。
ちなみに、パターは中古クラブを買うのも賢い選択の一つです。
ピンタイプ、マレットタイプとも豊富に揃っていますし、１万円以下で有名プロゴル
ファーが使っているのと全く同じパターも購入可能です。 厳選中古クラブ
ドライバーやアイアンに関しては、プロが使うクラブを初心者の方にお勧めする
訳にまいきませんが、パターにかんしては何ら問題は有りません。
ピンタイプ、マレットタイプであれば初心者でも安心して使うことができます。
このようにパターには、それぞれの好みが分かれるだけに、とても沢山のヘッド
形状の物が存在します。
そのため自分のお気に入りのヘッド形状を選ぶ事がメンタル面においても重要
な要素になってきます。
ヘッド形状については、各人好みが有ると思いますが、前述した様に初心者の
方でも扱いやすいのはピンタイプや、マレットタイプのパターがお勧めです。
HINT
視覚という面から考えると、パッティングのアドレスに入った
時にボールが真下にセットされている事が重要です。
両目でカップを睨んだ時の延長線上に、ボールがセッティン
グされていなければ正しいアドレスとは言えません。
カップを狙うターゲット（ボール）を置けることが大切です。
どんなパターを使っても真下にボールが来るようにアドレスする事が基本です。
こちらもご覧ください。
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