ドライバー編トラブルHINT集/目指せスーパーゴルフ！ゴルフ上達攻略メソッドSeries！

　　ドライバーの選び方の項目でもお話しましたが、最近の流行ドライバーはヘッドの
　　大型化によって打面もディープフェースが主流です。

　　ヘッドが大きく成った分、当然ボールをティーアップする高さも変わってきます。

　　ヘッドのトップエッジ（最上部）からボールが半分くらい出る高さが基本です。

 
　　また、ドライバーの中でもフェースの厚いディープフェースから、フェースの浅いシ
　　ャローフェースのクラブまで、そのバリエーションは様々です。

　しかし、どちらのクラブでもボールをティーアップする高さ
　の基本は、トップエッジからボールが半分くらい出るのが
　目安と言えます。ティーショットでのインパクト時のポイン
　トはスイングの最下点から、ヘッドが少し上昇した所がド
　ライバーの持つロフト角を上手く利用した打ち方です。

　　ですので、ディープ・シャロー、どちらのドライバーを使用してもティーアップの高さ
　　の目安は、トップエッジからボールが半分くらい出る高さが理想です。

　　※ スライスボールで攻略したい時は、通常の高さから更に低くし、反対にフック
　　ボールで攻めたい時は通常よりもボールを少し高くすれば良い訳です。

　　ティーアップした時のボールが低ければ若干アップライトスイングとなりスライス
　　ボールが出やすくなります。

　　対照的に、ティーを高くしてボールの位置を変えれば、フラットなスイングとなりフ
　　ック系のボールが出やすく成ります。

　　自分の思った通りに、スライスやフックボールが打てる様に成るまで、ティーの高
　　さを色々と調整してみて下さい。

　　このように、ティーアップの高さが異なるだけでも球筋に影響してきますので。
　　是非一度、ご自分のティーの高さを再確認してみてください。

　　�@ティーアップした時のボールの高さは、クラブヘッドの上部からボール半分が出
　　るくらい。


　　�Aボールの位置は、左足かかとの延長線上に（飛球方向に対して直角）

　　�Bスタンスの幅は、両足の内側に肩幅が入るくらいにセットします。

　　�C飛球方向に向かって、スタンス、両膝、腰、肩が平行になるように（スクエア）

　　�D最初からグリップを強く握りすぎない様にして、インパクトの瞬間に強く握る。

　　�Eテイクバックは、常にクラブフェースをボールに向けたまま、手首を曲げずに真
　　っ直ぐに引いて下さい。

　　�Fグリップが右の腰のあたりに来たら、ゆっくりと右肘を折って行きます。
　　（自然に折れていきます）

　　�Gトップ位置（最上段）では、右耳より上にグリップが来る様にして溜めます。

　　�Hグリップと身体の間隔を一定に保ちながら、フェースの向きを意識してダウンス
　　イング。

　　�Iボールのインパクトからフォロースルーにかけて、左脇を開けない様に注意し
　　て下さい。フェース（打面）がブレてしまいます。

　　�Jそして最後まで、しっかりとフォロースルーを完結させて下さい。
　　（クラブを大きく振り抜くイメージです）

　 ダンロップ SRIXON NEW Z-TX TOUR P420 ドライバー 

　　【ルール適合モデル】

　　

　　■ ヘッド体積： 420cm3
　　■ ヘッド素材： フェース：チタン(Super TIX51AF)、ボディ：8AL-2Vチタン
　　■ ヘッド製法： フェース：鍛造、ボディ：ロストワックス精密鋳造
　　■ 仕上げ・メッキ： フェース：サテン仕上げ、ソール：ミラー+ショット+塗装仕上げ
　　■ 左右： 右用
　　■ グリップ： ツアーベルベットフルラバー(スリクソンロゴ入り)
　　■ メンズ/レディス/ジュニア： メンズ

　　<POINT>
　　プロや上級者の意見を取り入れ、小振りながらも強さをイメージさせるヘッドによ
　　り思い通りの球筋がイメージ出来る｢構えやすさ｣と、思い切り振り抜けるヘッド形
　　状を追求しました。

　　｢持ち球｣を最大限に活かせるセルフチューニングシステム｢Quick Tune System｣
　　を搭載。


　　ヒール部分とトゥ部分に装着されたチューニングウエイトを交換する事で重心距
　　離を調節して「ボールを逃がす/掴まえる｣を調整する事が可能です。

　　● ボールの掴まり過ぎを避けたい場合は、重いチューニングウエイトをトゥ側に
　　配置し、重心距離を長く設定。
　　　　（ヘッドのかえりを抑え、狙ったポイントに打てる様になります）


　　● ボールを掴まえたい場合は、重いチューニングウエイトをヒール側に配置し、
　　重心距離を短く設定。
　　　　（ヘッドのかえりを良くし、狙ったポイントに打てる様になります）

　　チーピン・・・・・別の言い方をすればダックフックに悩んでいる方は多いのではな
　　いでしょうか？（スミマセン人の事は言えません、私もです）


　
　チーピンとはボールにフックが掛かり過ぎて急激に左に曲がる危険
　な球筋です。

　チーピンとは、画像の麻雀牌の様に七筒の形の軌跡を描き、左方
　向に落ちて行く球筋のショットの事を言います。
　極端にロフトの少ないドライバーを使用した時に起きる現象です。

　　今回はコースに出るとチーピンが出てしまう理由と、その解消方法について説明
　　し致します。

　　チーピンとは、ドライバーショット時にボールを打ち出してから大きく左方向へ曲
　　がってしまう症状をいいます。

　　これは中級者から上級者の方にまで幅広く起きてしまうショットです。

　　コースに出てしまうと、どうしても今日一を飛ばしたい！・・・と思うのは皆同じで
　　す。

　　この飛ばしたいという気持ちが体に及ぼす悪い影響として・・・・・・。

　　● ハンドレイトでフェースがかぶったままインパクトしている。
　　● フォロースルーの動きが止まり、腕だけのスイングでボールを捕らえ様として
　　　　いる。
　　● 飛球線方向への身体のツッコミ。

　　また、上半身に力が入り過ぎたり普段以上にグリップする力が入ったり、右手の
　　力が強くなってしまったりと様々な要因が考えられます。

　　先ずは身体の各パーツの動きの確認をしてからティーショットに臨んで下さい。
　　同伴者の視線を感じようとも、決して焦ってはいけません。


　　「オレのショットを見ろ！！・・・くらいの気持ちで良いと思います」

　　リラックスしていない身体の状態で ティーショットを行えば、当然余分な力の入っ
　　たカチコチのショットになってしまう事は間違い有りません。

　　 では、チーピンにならない為には、どうすれば良いか？！

　　と言うと、ティーショットをする前に自分のスイングをゆっくりと確認することです。

　　このチーピンは、ここ一番と言う大事な場面で頻発するショットです。

　　 ドライバーショット時はティーを低くしてハーフスイングで練習します。

　　 ※ハーフスイング＝テイクバックとフォロースルー共に腕が地面と平行になる間
　　の領域内でクラブを振る事を言います。

　　 手首のコックを使わないでスイングする。

　　 上体が突っ込まない様に頭を残す。

　　 アドレス時に右を向いていないかチェックする。

　　ですので、大きく深呼吸したり自身の親指を空いた手で引っ張ったりと、気持ち
　　を落ち着かせて、ゆっくりと素振りをしてからティーショットに臨めば、肩の力の
　　取れた安定したスイングが出来るのでは無いでしょうか。

　　また、打ち急ぎなども主な原因ですので、距離を欲張らずに手前に落とすつもり
　　でリラックスしたショットを心掛けて下さい。 （急がば回れです！）

　　ドライバーの選び方の一つに、プロのセッティングを参考にするのも選択肢の
　　一つです。国内外男子プロ・女子プロ使用クラブ

　　　テンプラが起こる理由・・・・・

　テンプラの主な原因はクラブヘッドの入射角度
　が鋭角に成り過ぎている事が挙げられます。

　通常のドライバーショットでは、クラブソールが
　地面と平行、または緩やかな上昇軌道時にイ
　ンパクトを迎えます。

　　ですのでクラブヘッドの最下点や上昇時にボールを捉えれば必ずフェース面で
　　ボールを打つ事になります。

　　しかし、テンプラが起こる場合は下降軌道（まだ最下点に達していない）でインパ
　　クトを迎えるため、フェース面でボールを打つ事が出来なくなっているのです。

　　最大の原因は、クラブヘッドがボールの下を潜り抜けるような状態になってしまい、
　　結果的にクラブヘッドの上部とボールが接触します。

　　その結果、弱々しい高弾道性の軌道が出てしまいます。

　　テンプラを防ぐ為には、ボールに対しての適正なヘッドの入射角度が必要になり
　　ます。

　　インパクト時の基本は、スイング軌道の最下点、または最下点よりも上昇軌道時
　　をイメージする様にして下さい。

　　O 理想的なインパクト。　　　　　　　　　　　X 最下点に達していないインパクト。

　　スイングプレーンの最下点を常に意識してインパクトすれば良いと思います。

　　グリップエンドは、インパクト時にアドレスと同じ位置に戻ってきます。

　　つまり、アドレス時のグリップエンドの位置がスイング（インパクト時）の最下点と
　　なる訳です。

　　したがって、この位置よりも飛球方向側にボールを置けば、自然に上昇軌道で
　　ボールを捉える事が出来ます。