アイアン編/方向性を重視する/目指せスーパーゴルフ!ゴルフ上達攻略メソッドSeries!


 

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   方向性を重視する/アイアン編

 

  アイアンは残りの距離を計算してグリーンを狙うクラブです。

  パーオン目指してプレーした結果、微妙な距離を残した時に、このアイアンが
  威力を発揮します!アイアンクラブは方向性がとても大切です。



 

 

   慣性モーメントの大きいアイアンを選ぶ/方向性重視

 

  ヘッド慣性モーメントとは、インパクト(打球)の瞬間に、重心(スイートスポット)
  を
れてボールをヒットした時、どれだけ許容範囲が広いかを示す数値の事を
  
言います。


 

  慣性モーメント又は慣性能率とは、軸の周りを回転する物体の慣性の大きさ
  を表
量の事で、物体の回転のし難くさを表した量の事で有るとも表現できます。



  正確に言えば回転運動の変化(回る、止まる)の難しさを表します。

  例えば慣性モーメントの大きな物を回転させるには大きな力が必要になります。

  これと対照的に慣性モーメントが小さい物体を回転させるのは容易な事です。



 

  一般的にヘッド慣性モーメントと言った場合、ヘッド内部にある重心点を貫く垂
  直
を中心としてヘッドを回転させた場合の慣性モーメントを指します。


 

  ボールをショットする時のインパクトの瞬間、ボールは約1トンとも言われる圧力
  でクラブヘッドにぶつかります。

 

  その時にゴルフボールという物体がクラブヘッドのフェース面の重心以外の場
  所に当った場合、形状的にシャフトの中心より外側に有るクラブヘッドを回転さ
  せようとする力が働きます。





 

  そこで前述した様に慣性モーメントの大きいクラブヘッドであれば、ヘッドは回転
  し難いのでスイートスポットを外したショットでも飛距離のロスやボールの方向の
  
狂いが少なくて済みます。



  反対に、慣性モーメントの小さいクラブヘッドであれば、ヘッドは回転し易くなる
  のでスイートスポットを外した場合、ボールの方向性は悪くなります。


  極論すれば、ヘッド慣性モーメントの大きな方がミスの許容範囲が広くなります。



 

ミスショットに強い慣性モーメントの大きなクラブ。  プレーヤーのミスをカバーしてくれるのが慣性モーメント

  の大きさです。言い換えればスイートスポットの広さと
  言う事はお分かり頂けたと思います。

  ヘッド慣性モーメントが大きいクラブほどスイートスポット

  を外した時でも、許容範囲が広いのでミスショットに繋がり難いと言えます。



   重心距離のおさらい:


ボールの掴まりに影響を及ぼす重心距離。  重心距離とはボールの掴まり具合を大きく左右する数
  
の事です。重心距離と重心角の二つはボールの掴
  
りをも左右する最重要項目です。

  画像の様にシャフトの中心線を軸と考えた場合、クラブ
  
ェース面の重心(スイートスポット)からシャフト中心線での距離が長ければ
  長い程、ボールの掴まりが悪く、
距離が短い程ボールの掴まりが良くなります。




 

  ダンロップ XXIO ゼクシオ セブン MP700 カーボンシャフト
 

  ダンロップ XXIO ゼクシオ セブン MP700 カーボンシャフト。

 

  ■ ヘッド素材: フェース/チタン(Super-Tix PLUS for XXIO)
  ■ ヘッド製法: フェース/ミーリング加工インサート、ボディ/ロストワックス鋳造
  ■ 仕上げ・メッキ: ミラー+サテン仕上げ(一部ショット仕上げ)、バッチ:ネイビー
  ■ グリップ: ゼクシオ セブン専用フルラバーグリップ(ロゴ入り)
  ■ 左右: 右用
  ■ メンズ/レディス/ジュニア: メンズ
  ■ 製造国: 日本

 


 

   ラフからのショットで注意するポイント

 

  画像の様に深いラフにボールが掴まってしまった!

  この様な状況下でのクラブ選択をどうすれば良いのか?

  状況に応じたラフからのショットの使い分け!

 

  目標のグリーンが右側の斜面に少し邪魔されている。

 

  ポイントは判断力とクラブ選択に尽きるのではないでしょうか。

  
フェアウエイからピンまでの距離が200ヤード位なら、通常は5番アイアンを使
  用するんですが、画像の様にボールが見えている状態だと7番アイアンを使用し
  ます。


    ボールが見えてる状態のライ         7番アイアン

  ボールが見えている状態。  7番アイアン。


 

  ショット時のポイントとしては、フライヤーを予想して打つ事が重要です。

  ですので、7番アイアンでフライヤーする事を想定してショットしてみて下さい。


 

  つまり2クラブ分のロフト角が大きいものを選んで、フライヤーを考えてショットす
  る事です。

 

  一方、ボールが芝の中に埋まった状態の場合は、フライヤーを想定して打った
  場合、
ヘッドスピードが負けてしまうので、場面場面に適した気持ちの切り替え
  や、クラブ選択がとても重要です。



    ボールが少し隠れた状態のライ        ピッチングウェッジ

  ボールが芝のなかに埋まっている状態。  ピッチングウェッジ。


 

  したがって、この場面に適しているクラブはピッチングウェッジが最適だと思わ
  れます。

  
無理に出そうとせず、的確なクラブ選択をする様にしましょう。


 

  また深いラフの場合はクラブのネックに芝が絡みやすく成るのでボールをコント
  ロール出来なくなり、何処に飛んで行くか分からないので非常に危険です。


  ここは無謀にグリーンを狙うよりも、フェアウエイに一旦ボールを出した方が冷
  静なゴルフが出来ると思います。


 

  ですので、ボールが芝に埋まっている時は無理してグリーンを狙わずに安全策を
  取る様にしましょう。

 

   前述した様に、こんな場面では決して焦らずに、気持ちの切り替えがすごく
  重要です。

  
あまり欲張り過ぎるとスコアダウンに成りかねないので、賢く刻む方が得策だ
  思います。

 

  


  

   バンカーショット編 ( 駄々っ子の様に、直に砂場から出てくれないボール)

 

  せっかくのフェアウエイキープも、欲張ってグリーンを狙ったばっかりにバンカー
  に着地!・・・・・え!?何で!・・・オレ子供の頃から砂場が嫌いやのに。

 

  私を含め、ベテランの方でも初心者の方でも、このバンカーショットが何よりも
  苦手だと思っている方が大勢いらっしゃると思います。


  特にグリーン周りの、小憎たらしいレイアウトのバンカーでは、ボールの打ち方
  が通常のスイングとは違い、少し特殊なアプローチが必要になってきます。

 

  プロでは有りませんが、やはり良いスコアで上がりたいのが人情と言うものです。
  もう一度、基本に返るつもりで、シンプルに考えて打つ事から始めるのが得策だ
  と思います。

 

   バンカーショットの基本

 

  まず身体を開き、クラブフェースをオープンの状態にします。

  ライに依っては、(左足上がり・右足上がり等)スタンスが異なりますので注意し
  て
ださい。私も何度となく大失敗しました。



  バンカーではボールと共に大量の砂を弾き飛ばさなければ、中々ボールは出て
  くれません。

  その為にはスタンスを大きく開き下半身を安定させて、(シューズも砂場にシッカ
  リとグリップさせて下さい)インパクトする必要が有ります。



  ご存知の様にアイアンは短いクラブなので、大量の砂を弾く為には下半身を安
  定させ、肩の回転と共に腰の回転(捻り)も、とても重要になってきます。

 

   バンカーでのショットの瞬間は・・・・・


  ボールから約5cm手前(勿論目測です)の砂諸共をエグル様な感じでショットし
  てください。分かりやすく例えれば、ダフル様なイメージです。

 

  こうする事によって、砂に負けない・ボールに負けないインパクトが出来ます。

  (砂に負けて手首を痛めない様にしてくださいネ)・・・私は経験済み、ハハハ。



  ボールの位置は左足踵の前に来るようにスタンスして下さい。

  そして、クラブフェースはオープンに構えます。

  上記のフォームが確認出来たら、ボールの約5cm手前の砂にクラブフェースを
  開いた状態でヘッドを入れ、インパクト・フォロースルーの一連の動作を完結さ
  せます。

  (ボールの下の砂をすくい取る様なイメージでショットして下さい)


 

  体重は左足にかける(ライに依って異なりますが)

  右足に体重を乗せた方がスイングが安定して楽にボールをバンカーから出せ
  そうな気がしますが・・・・・


 

  右足に体重をかけた場合、インパクトの瞬間、飛球線に対して身体が浮いてし
  まい下半身が安定しません。



  ですので、打つ方向に近い足(ここでは左足)に体重を乗せた方が安定したイン
  パクトが望めます。

  言い換えれば、軸足に対してダウンブローでボールが打てるのでボールは高く
  上がりバンカーからの脱出も容易に出来ます。

 

   ヘッドアップをしない・・・・・

 

  ティーグリーンでもフェアウエイでも、自分が打ったボールはどなたでも気に成る
  ところです。それはバンカーでも同じです。

  特にバンカーからグリーンを狙う場面では、殆んどグリーンが見えない状況も多
  々有ると思います。



  打ったボールの行方を見ようとすると、無意識にヘッドアップになってしまい、結果
  的に砂を弾かずにトップボールになる可能性が高くなります。


  他の頁でも何度か説明しましたが、打った後もボールが在った場所を凝視する。
  これが頭を残す秘訣です。



   しっかり振り切る(フォロースルーを最後まで完結させる)


  打った後も身体の傾斜を保ったまま、ボールの行方を追う・・・これは姿勢も安
  定していてとても綺麗なフォームだと思います。

  そして、そのままフォロースルーを迎えます。


  テニスやボーリングでも、そうですが意外や意外!ことゴルフに関してもフォロ
  ースルーは、とても大切なクロージングなんです。

  (打った後の筋肉が全て開放された感覚でしょうか?)

 

  アイアンの選び方の一つに、プロのセッティングを参考にするのも選択肢の一
  つです。国内外男子プロ・女子プロ使用クラブ



  


   簡単バンカー脱出法・・・・・


 

   バンカーショットで上手くダフるための方法を御紹介します。

 

  ポイントは幾つか有りますが、とても簡単です。

  先ず、クラブフェースを開く事が挙げられます。

 

  大量の砂に負けない様にショットする為にはフェースを開く必要が有ります。

  (クローズのままだと砂の逃げ場が無くなるので抵抗は大きくなってしまいます


 

  また、フェースをオープンにする程、ロスト角が水平に近くなるので、ボールは
  高く上がりますが、遠くには飛びません。

  ですので、力を加減する事無く強く振る事が出来るので結果的にスイングが
  安定して、容易にバンカーから脱出する事が可能に成ります。

 

  バンカーショットでは体重移動はあまり必要ありません。
  むしろ下半身を確実にグリップさせ安定したショットを心掛ける事が最重要です。


 

  バンカーショットを、いったてシンプルに考えた場合に必要なのは。

  1.ボールは左足踵の前に来る様にスタンスする。

  2.何時もと同じ様なスイングで少しダフりながら振り抜く。


 

  この、たった二つの事を意識するだでバンカーから脱出出来る確率は飛躍的に
  アップすると思います。

  大切なのは、この二点だけです。

  是非一度コースで実践してみて下さい。”虎穴に入らずんば虎子を得ず”です。


  

  なぜ重心距離が長いとボールの掴まりが悪く成るのか?
ゴルフの帰りの焼肉は堪りません。  前述した様に、シャフトの軸を回転の中心と考えた場合、ヘッドの重心点
  (スイートスポット)までの距離が長くなり、ボールを打面から外 てしまう
  可能性が大きくなると言う事です。

  結果的に距離が長ければボルが掴まり難いと言えます。

 

     こちらもご覧ください。  

    アイアン編/ゴルフクラブの選び方 
    飛距離アップ/アイアン編/ゴルフクラブの選び方
    高弾道で攻める/アイアン編/ゴルフクラブの選び方 
    アイアン編/ボールが右方向へ行ってしまう方
    ドライバー・アイアン編/平均飛距離の目安 

   ヘッド形状で選ぶ人気アイアン編 

  


 


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